「来年こそ業務改善助成金を活用したいけど、何から手をつけていいかわからない」
そんな声をよくいただきます。
今回は、令和8年度の申請に向けて、今から準備しておくべき3つのポイントを
社労士の視点から具体的に解説します。
✅ 1. 賃金テーブルを整備しよう
賃上げが助成金の要件ですが、
「誰を」「どのくらい」「どのように」上げるのかが書類で説明できないと、申請は通りません。
◆ チェックすべきポイント
- 対象労働者を明確にできるか
- 賃金表または給与体系を文書化しているか
- 昇給の根拠が社内ルールや評価制度と整合しているか
✅ 2. 就業規則・労働条件通知書を見直そう
設備の導入や制度変更があれば、
就業規則の整備や変更届の提出が必要になることもあります。
◆ よくある見落とし
- 勤怠管理方法や給与締切日の変更を反映していない
- 所定労働時間や割増賃金率など、記載と運用がズレている
- 就業規則が最新でなく、提出済みのものと内容が違う
✅ 3. 申請書類の下書きを社労士と共有しよう
助成金の申請には、機械装置の導入内容や生産性向上の説明なども求められます。
◆ 今からできる準備
- 使いたい設備・システムの候補を絞る
- 見積書の取得・内容確認
- 実現できそうな改善効果のシナリオ作成
✅ 申請直前で焦らないために
これらの準備を「来年になってから」と考えていると、
スケジュールが詰まって社内がバタバタになるケースが多くあります。
✅ 社労士からのアドバイス
- 就業規則の変更は事前準備が肝心
- 賃金表や勤務時間の整合性は審査で厳しく見られる
- 「何を買うか」だけでなく、なぜ買うか(業務改善の理由)を整理しておく
📞 ご相談はお気軽に!
五島欣路社会保険労務士事務所(各務原)では、
書類整備から就業規則、設備の選定アドバイスまで、
助成金申請をトータルで支援しています。
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👉 次回予告:
【申請直前で慌てないために】社労士が教える令和8年度業務改善助成金の鉄則!

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